これまで遠くて通えなかった方に。
おうちで手軽に受講したい方に。

2020年よりオンラインクラスを始めました。
せっかく剣舞のことを知って習いたいと思っても、なかなか教室が見つからない…という方は多いはず。
正賀流吟舞社なら、ご自宅で剣舞・扇舞のエッセンスをしっかり学ぶことができます。
まずは体験・入門説明会からお越しください。
オンライン教室ならではの魅力がたくさん!
- 1回40分。教室に通わなくても、お家で手軽に受講できる。
- 広い場所が取れないことを前提にした指導方法。
- 講師は宗家本部の鉤 逢賀ほか、師範が丁寧に指導。
- 年数回、舞台を目指しての合宿を開催!
- 英語でのレッスン枠を設けることも可能
発表会にも参加可能!

オンライン教室の方も、対面教室の生徒さんと同じように発表会に参加が可能です。年2回程度、教室として舞台の機会を設けており、その日に合わせて1泊2日 or 2泊3日の合宿スタイルで稽古し、衣装をレンタルして舞台に臨みます。年2回は難しくとも、1年に一回、2年に1回など、この日を目指して国内外の遠方から参加される方もいらっしゃいます。日頃の稽古の成果を人前で披露できる機会です。(参加は任意です)
発表会に参加すると同じくオンラインで受講している生徒さんや、各教室に通っている生徒さんとの距離がぐっと縮まります。オンラインであっても、共に成長する仲間の存在が、さらなるやりがいと達成感をもたらします。
体験・入門説明会から
稽古開始までの流れ

STEP01
体験・入門説明会のお申込み
参加費:1,000円(税込)(オンライン)
初めての方は、まず体験・入門説明会にご参加ください。
お電話・メール・LINE・専用予約サイトからお申込みいただけます。
お申し込みの際に、お名前・年齢・性別をお知らせください。
体験・入門説明会の日程を調整いたします。決定後、お支払URLとGoogle Meetの招待メールを送付いたします。

STEP02
体験・入門説明会(プライベート)&カウンセリング(約40分)
時間になりましたら、Zoomに接続してください。はじめに剣舞・扇舞を学びたい目的や目標をお伺いし、それから実際のお稽古の内容を体験していただけます。また、モニターの位置やインターネット接続の状況なども確かめてください。
ご用意いただくもの
刀もしくは棒のようなもの(新聞紙を二本丸めてつなげたものが最適です)と、帯(ズボンのベルトで可)。詩舞を希望の方は、扇子があればお持ちください。(手ぶらでも参加いただけます。)

STEP03
受講申し込み/稽古開始
入会を決められましたら、メールかLINEにてご連絡ください。
初回のお稽古日や教材のご案内、お支払いのご案内をさせていただきます。
楽しんでお稽古しましょう!
レッスン内容

基礎稽古
最初の1-2ヶ月は、オンラインレッスンに慣れる期間。
「所作」「刀」「扇」の基本動作を学びつつ、その時々でカメラの位置を変えたり、スペースの使い方などを講師と相談しながら、オンラインレッスンの環境をより良いものに整えていきます。刀や扇がまだ揃っていなくても、お稽古は可能です。舞所作の基礎レッスンとして、すり足やかかり足など、身体の使い方を学びます。
- 刀の基礎レッスン : 刀を持っていなくても、棒などで参加することが可能です。
- 扇の基礎レッスン :舞扇子のご用意が必要です。
※すぐにご用意できない場合は、先にステップ2の「日本刀」か「和歌・風になびく」を受講し、扇が手に入ってからこのレッスンを受講してください。 - 舞所作の基礎レッスン : すり足やかかり足など、身体の使い方の基礎を学びます。

型と振付の稽古
いよいよ作品稽古へ!お持ちの道具やご希望に合わせ、講師が最初に学ぶ作品をお選びします。最初の15~20分ほどは型を稽古し、残りの20~25分は振付を学びます。
作品例
- 「日本刀」大鳥圭介作 : 刀鍛冶によって何百回と鍛えられ、磨き抜かれた日本刀。その美しさと強さを称えた漢詩です。
- 「和歌・風になびく」西行作 : 富士山の煙が空に消えるように、私の思いもどこへ行くのだろうか。武士として生まれながらも若くして出家し、詩歌を詠みながら人生を送った西行の和歌。
- 「松竹梅」 : 松竹梅はめでたいものとしてお祝い事の席などでも舞われます。

作品完成レッスン
一通り振付を覚えて、一人でできるようになったら、音楽に合わせて繰り返し稽古して作品の完成度(錬磨度)を高めていきます。お稽古ではできるだけ全身が映るようにカメラを設置してください。錬磨度を高める稽古は、突き詰めると終わりのないものになりますが、習い始めの段階では一つの作品にこだわるより、いろいろな作品を経験する方が良いので、ある程度のところで講師が「合格」をアナウンスします。
作品完成!作品修了証をお渡しします。(郵送またはデータ)

テーマ別レッスン
作品稽古の合間には、「刀の扱い」「扇の扱い」「すり足」などテーマごとのレッスンも受講しましょう。
- 刀:抜刀と納刀をしっかりと
- 扇:美しい所作で扱おう
- すり足:あなたの舞に取り入れよう
- 扇:要返し・要送りを特訓しよう
- 刀:袈裟斬りをしっかりと
教材・道具類について
刀 | 舞台では居合模擬刀か舞刀を使用しますが、天井高やスペースに限りがある一般のご家庭で使用することは困難です。そこでお勧めしているのは、おもちゃ屋さんにあるプラスチック刀です。(料金2000円程度)持ち手(柄)を両手で握ることができ、鍔があり、鞘があるものが理想です。刀の重みを体感することは出来ませんが、刀の正しい抜き方や左手で持つ鞘の使い方を習得することができます。オンラインショップでも入手できますので、ご入会いただきましたらお勧め品のURLをご案内させていただきます。お稽古に慣れてきたら、居合模擬刀を入手し、膝をついた状態で素振りの稽古をして、重さに慣れるのが良いと思います。(居合刀は一振り4万円程度~) |
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扇 | 練習用の舞扇子を2本、ご用意ください。当教室からご案内するオンラインショップでも購入可能です。扇子は、和紙で出来ているため、練習をたくさんするほどにどうしても傷んできます。紙が破けたり骨が折れると、買い替え時です。指先の繊細な感覚を訓練していく必要があるため、仕様が一定になるよう、必ず日本製のものをお使いください。 |
その他、帯、足袋などについては、教室でご案内します。
費用について
体験・入門説明会 参加費 | 1,000円(税込) |
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受講費 |
月4回(1回40分) 入会金およびテキスト代:5,000円(税込) 月謝:8,000円(税込) |
キャンセル料 | お稽古の前日までにご連絡いただければ、別の日に振替が可能です。 |
体験クラスについて |
入門前に体験クラスを受ける方がほとんどです。 体験した日から1か月以内に入門いただいた場合は、体験料を入門料から割り引かせていただきます。 |
生徒さんの声

YouTubeなどを通し剣舞の美しさに惹かれ、それから会う人会う人に「剣舞を学べる場所はないか」と尋ねましたが、「剣舞って何?」と言われる始末。 オンラインで稽古してくださる方はいないかと思い検索し、こちらに辿り着きました。
「武術・武芸は体得するもの」という考えが強いため、オンラインという媒体で充分に学べるのか、という不安もありました。 やはり直接教えていただけるほど有難いことはないですが、オンラインを通してでも、言葉による的確な指導や練習方法の提案などがあり、着実に上達しているのを感じます。
オンラインの良いところは、移動時間を要さないことです。家族との時間を最大限に取りつつ、自分の好きなことを極めることができます。
大分県 J様(女性・20代) 剣舞歴2年

日本文化や武器に興味があり、そのような要素がある習い事をしたいと思い、オンラインにて習い始めました。2023年の2月から参加しており、もう少しで2年になります。
分からないことは納得できるまで丁寧に教えてくださいます。対面よりどうしても小さい画面で見ることになりますが、先生が言葉で詳しく説明してくださり、なぜその振り付けが指定されているのかといった根拠までお話しいただけるので、とても理解しやすいです。習い始める前は剣舞は広い場所でないと練習ができないイメージがありました。実際刀が振れない等の制限はありますが、家の中でも練習できることは沢山あることが分かりました。狭い場所でもどう振付を変更したら美しく見えるのか、少しずつ理解できるようになってきた気がします。
1回40分のお稽古で、もちろん新しいことも習いますが、回を増すごとに同じ型や振付等に対しても、細かいご指導が入り毎回が楽しみです。学校のダンスの授業と比べると、間の取り方、スピードの緩急、雰囲気を出す、といったようなことが剣舞にはあり、面白さを感じています。全国各地のオンライン生徒様や発表会でお会いする先生方、生徒様とも交流ができ、嬉しいです。
予定が合う際は、発表会や現地稽古にも参加しています。そのときは特に広い場所、高い天井でないとできないことが思いきりできるので、それも楽しみの一つです。場所が広い分、表現の幅も広がり難易度が上がりますが、やりがいがあります。更にできることを増やし、上達できるように頑張ります。
秋田県 M様(女性・20代) 剣舞歴2年

私は日本語教師をしているのですが、何か一つ日本文化を身につけ、外国の方に紹介できたらいいなと思ったのが剣舞を始めたきっかけです。いろいろな日本文化の習い事を検索する中で、一番心惹かれたのが剣舞でした。さらに、オンラインでできるという点も、始めるにあたり大変魅力的でした。
オンライン稽古では、先生が動きを口頭で丁寧に説明してくださるので分かりやすいです。また、舞の内容や背景について解説していただけるので、歴史好きな私にとっては大変楽しい時間になっています。オンラインだからこそ、全国各地から参加する多種多様な方々との出会いがあり、レッスンを通じて仲良くなれる方もいます。「あの人がいるから頑張ろう!」と共に切磋琢磨できる関係がつくれますし、一方でオンラインならではの程よい距離感も心地よいです。
オンライン特有の難しさもあり、対面と違って先生の動きが分かりにくかったり、直接身体に触って型を直してもらえたりしないので、「本当にこれで合っているのかな?」と不安になることもあります。それでも、段々と作品が出来上がっていく達成感や、他の生徒さんとの交流が楽しみで続けています。
初めて観客がいる広い舞台に立った時は本当に緊張しました。緊張し過ぎて頭が真っ白になり、思うような舞ができなかったことがとても悔しかったのですが、一方でこれまでの練習の成果を見てもらえる嬉しさと高揚感も味わうことができました。私の子供たちも観客として見てくれていて、終わったときに「かっこよかったー!」と駆け寄ってきてくれたのが本当に嬉しく、頑張って舞台に立って良かったと思えました。
富山県 K様(女性・40代) 剣舞歴3年

できることなら対面でお稽古を受けたいと思う気持ちもありますが、オンラインのお稽古にはオンラインならではの良さがあります。遠くの地域に住んでいる方とも出会える点や、移動せずとも自宅が稽古場になり指導を受けられる点は、とてもありがたいです。
ただ、画面越しだと動きが逆向きに見えて理解しずらく、モヤモヤしてしまうときもあります。そんなときは、先生がゆっくりした動きや言葉を交えて、何度も丁寧に教えてくださるので、「わかった!できた!」と感じた時の喜びはとても大きいです。
やる気さえあれば、どこにいても学ぶことができる環境が整っているので、これからも目標を持ち、楽しみながら続けていきたいと思います。
兵庫県 K様(女性・40代) 剣舞歴3年